ひよこ3兄弟の偏頭痛対処室
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偏頭痛の治療と予防

偏頭痛を治すためには、「頭痛が起こったらどうすべきか?」「頭痛が起こる前に何をすべきか?」についてしっかり把握しておく必要があります。ここでは、偏頭痛の治療と予防について詳しく見ていきましょう!

どんな治療法があるの?

ここでは、偏頭痛の発作が起こってしまったときの対処法をご紹介します。いざという時に適切な対応ができるようにしておきましょう。

薬物療法

* トリプタン系製剤

偏頭痛の原因とされる神経伝達物質「セロトニン」と同じような働きをし、脳の血管を収縮させて頭痛を抑える作用があります。また、三叉神経にも作用するなど、偏頭痛の発症メカニズムからみても理にかなった薬です。

頭痛がひどくなってから注射しても効果があり、それに伴う吐き気や嘔吐を防ぐ作用もあります。

* エルゴタミン製剤

血管の収縮および拡張に関与する「セロトニン」に作用し、拡張した血管を収縮させるよう働きかけて頭痛を抑えます。偏頭痛の特効薬として以前から使われてきましたが、痛みがひどくなってから服用してもあまり効果は得られません。

頭痛の前ぶれ(予兆や前兆)が起こった時点、あるいは痛みはじめてすぐに飲むと効果的です。なお、エルゴタミン製剤は脳以外の血管にも収縮作用を及ぼすため持病(高血圧や狭心症など)のある人や妊婦さんなどは服用できません。

* 鎮痛薬

鎮痛薬にはモルヒネなどの麻薬系鎮痛薬、非麻薬系鎮痛薬、解熱鎮痛薬などがあり、このうち頭痛に使われるのは「解熱鎮痛薬」です。炎症を抑え、痛みを和らげる働きがあります。

市販されている頭痛薬は、すべて解熱鎮痛薬といっていいでしょう。

それ以外の方法

偏頭痛が起きたら光や音の刺激を避け、暗い静かな場所で横になって休むことが大切です。軽い頭痛であれば、数時間の休養で治ることもあります。

痛みがひどい場合はその部分に冷却シートや氷枕、冷たいタオルなどを当てて冷やすと、いくぶん痛みが和らぐでしょう。また、カフェインを含む飲み物(コーヒーや緑茶など)を摂ると、頭痛が楽になるケースもあるとか。しかし、飲み過ぎるとかえって頭痛を起こすこともあるので、いずれもほどほどにした方がいいです。

偏頭痛を予防しよう!

偏頭痛の治療法は服薬して痛みを抑える方法が一般的ですが、発作そのものを極力起こさないようにする予防的アプローチを行うことも重要です。

頭痛を予防するには、その引き金となる誘因を避ける方法や予防薬を使う方法があります。

予防薬

* カルシウム拮抗(きっこう)薬

カルシウムには筋肉の収縮を促す働きがあり、高血圧に用いられるカルシウム拮抗薬はカルシウムが血管細胞に流入して血管を収縮させるのを阻害します。

このため偏頭痛発作の初期症状とされる脳血管の収縮を抑制することで発作の頻度を減らし、痛みの程度を軽くするなどの予防効果があると考えられています。

* β遮断薬

β遮断薬は主に高血圧などの治療薬として使われていますが、偏頭痛の予防薬としても古くから用いられています。

血管壁にあるβ受容体に作用して血管の拡張を抑える働きがあり、これによって痛みを予防します。また、セロトニンに対する拮抗作用もあり、偏頭痛の予防にも効果的です。

その他の方法

日常生活においては、頭痛の誘因(過労やストレスなど)を避けることが大切です。特にハードな仕事をこなした後や大きな悩みから解き放たれた後など、それまで過度の緊張で収縮していた血管が拡張し、発作が起こるケースは少なくありません。

日頃からストレスをためないよう、適度に発散することが大切です。寝不足はもちろん、睡眠のとりすぎも偏頭痛の原因となるので注意してください。また、眩しい場所や騒音も偏頭痛の引き金となることがあります。日差しの強いところではサングラスをかけ、外出は混雑時を避けるなど、光や音、暑さ、換気の悪さなどの刺激をできるだけ回避するようにしましょう。

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