ひよこ3兄弟の偏頭痛対処室
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市販薬の上手な使い方

一言で「頭痛薬」といっても、市販薬から処方薬(病院でもらう薬)までそのタイプはさまざま。市販薬は効かない、こわい・・・というイメージが一人歩きしていますが、適切な方法で使えばかなりの効果が期待できます。自分の偏頭痛の特徴をきちんと理解した上で、正しい薬剤を選択し、正しい飲み方を心がけるのが大事です。

市販薬を上手に使おう!

偏頭痛の頻度が少なく(月1〜2回)、自分で痛みをコントロールできていて、日常生活に支障がなければ、特に病院で診てもらう必要はないでしょう。

アスピリン等の市販薬であっても、頭痛が起こりそうな時や症状が軽いうちに服用すれば十分に効果があります。

しかし、頭痛薬の効果が不十分だったり、週2日以上頭痛薬を服用する状態が続いていたり、生活に支障を来たすようであればすぐさま医師の診察を受けてください。

市販薬の有効成分

偏頭痛の誘因は人によって異なるため、まずは自分の偏頭痛がどのような原因で誘発されやすいかを把握することが大切です。

薬局で購入できる頭痛薬の主な有効成分として、アスピリン(アセチルサリチル酸)などがあります。これは痛みや熱の原因物質を抑える、スタンダードな解熱鎮痛薬です。鎮痛効果、安全性ともに高く評価されていますが、胃を荒らすことがあるので空腹時の服用は避けましょう。

アスピリンは古くから痛み止めとして使われていた「やなぎ」をもとに、そこから抽出された成分を改良して完成しました。ドイツ・バイエル社が合成に成功して以来、100年以上にわたって世界中の人々に使用されています。

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アスピリンの飲み方

頭痛薬に対して「こわい」「いったん服用すると癖になってやめられない」など、あたかも麻薬のような認識をしている人もいるのでは?

確かに、間違った飲み方をすると悪い習慣が生じることもあります。しかし、正しい知識をもって使えば、必要以上に薬を怖がることはありません。

以下のことを守って、薬を効果的かつ安全に服用しましょう!

コップ1杯の水で飲む

アスピリンを服用する際は胃腸障害を防ぐため、なるべく空腹時は避けてください。少なくとも薬が食道に付着しないよう、コップ1杯の水とともに服用しましょう。

早めに服用する

アスピリンは頭痛がひどくなってから服用しても、あまり効果が得られません。我慢せずに頭痛が起こりそうな時、あるいは痛みが軽いうちに服用するのがベストです。

早いタイミングで飲めば1回で済んだものの、ひどくなるまで我慢したために結局は何回も飲んでしまった・・・ということのないよう早めの服用を心がけましょう。

用法・用量を守る

アスピリン等の頭痛薬はいずれも長期間、頻回に飲むことで「薬物乱用頭痛」というやっかいな頭痛を引き起こすことがあります。毎週使うようであれば、薬を飲むのはせいぜい週1日を限度にしましょう。


なお、持病があったり他の薬を服用したりしている人、
また妊娠中や授乳中の人が服用する際は、必ず医師に相談してください。

COLUMN:薬物乱用頭痛とは

偏頭痛が起こったら、まず市販の鎮痛薬を飲む・・・

という人は多いでしょう。市販の鎮痛薬で治まるうちはいいのですが、

「徐々に効かなくなってきた」あるいは「飲む回数が増えてきた」という人は要注意。

鎮痛薬によって、さらに頭痛がこじれてしまっている可能性があります。

これは「薬物乱用頭痛」といって鎮痛薬を飲みすぎることで脳が痛みを感じやすくなり、かえって頭痛がひどくなっているのです。市販の鎮痛薬に限らず、医師から処方される鎮痛薬も使いすぎると薬物乱用頭痛を引き起こしかねません。

薬物乱用頭痛の治療は思いきって飲んでいる薬をやめることですが、時間がかかるだけでなく、薬をやめると一時的に頭痛がひどくなるため、不安に感じる人も少なくないようです。断薬中のつらさをまぎらわせる薬もあるので、頭痛に詳しい医師のもとで治療を受けましょう!

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