ひよこ3兄弟の偏頭痛対処室
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子供の偏頭痛

あまり認知されていませんが、子供にも偏頭痛が起こります。まずは大人の偏頭痛といくつか相違点があることを念頭に置き、子供の偏頭痛を理解する必要があります。また、子供の偏頭痛はその発病の仕方から「仮病」や「不登校」と誤解されることもあるので、注意してください。

子供の偏頭痛の特徴


子供の偏頭痛はいきなり始まり、かつ持続時間が短いのが特徴です。

さっきまで元気だった子が急に頭痛を訴え、具合悪そうにしている・・・と思ったら、1〜2時間後にはケロッと元気になっているため「仮病」と間違われてしまうことも。また、ズキンズキンという拍動性の痛みだけでなく、頭全体が締め付けられるような痛みを訴えてくることもあります。

これは「緊張型頭痛」の痛み方と似ていますが、子供の場合は偏頭痛でも起こり得るため注意が必要です。他にも嘔吐や下痢症状を伴うことがあり、これは「自家中毒(下記参照)」の可能性もあります。

自家中毒も偏頭痛の1つ!

子供の偏頭痛は腹部症状を伴うことが多く、中には嘔吐を繰り返すだけの場合もあります。

偏頭痛であるにも関わらず、頭痛は一切ない・・・これは一体どういうことなのでしょう?

子供の脳は未発達なため痛みが生じにくく、また偏頭痛の原因とされる“セロトニン”は小腸などにも存在するため、おなかの痛みだけが強く出てしまいがち。よって、嘔吐や下痢だけで頭痛のない偏頭痛もあり、これを「自家中毒」といいます。

偏頭痛なのに頭痛がない・・・とても不思議な感覚に陥りますが、これは子供の症状として「国際頭痛診断基準」にも記されているのです。

子供の偏頭痛の原因は?

偏頭痛はストレスと関連して発症しますが、子供にとって「学校」がストレスになっていることもあります。

そのため平日(登下校時や帰宅後など)に偏頭痛を訴えることが多く、週末はケロッとしているパターンが多いようです。

平日に限って頭痛を起こすため、本当に頭が痛いにも関わらず、親や学校の先生からは「不登校」や「怠け病」と誤解されてしまうことも。こうなると偏頭痛だけの問題ではなく、子供の心に深い傷をつけてしまうことにもなりかねません。

週末は元気だから・・・といって「仮病」と決め付けず、子供の症状に耳を傾けるようにしましょう!

子供が偏頭痛と診断されたら・・・

偏頭痛の対処法は、まずその誘発因子を取り除くことです。誘発因子には人混みや強い光、騒音、ニオイ、テレビゲームなどがあります。

その他にも一定の飲食物(チョコレートやチーズなど)があげられます。また、低血糖は偏頭痛の引き金となるため、食事はしっかりと摂るようにしてください。

寝不足、あるいは寝すぎも偏頭痛の原因となるので注意が必要です。万が一頭痛発作が起きたら、暗い静かな部屋で休ませましょう。学校の場合は無理せず、すぐに保健室で休ませるようにします。

また、子供が偏頭痛持ちであれば、あらかじめ担任や養護の先生にその旨を話しておくといいでしょう。

COLUMN:こんな子は偏頭痛になりやすい!

乗り物酔いをしやすい、喘息やアレルギーがある、低血圧気味で立ちくらみを起こす、家族(特に母親)が偏頭痛を持っている・・・という子供は偏頭痛を起こしやすいそうです。

実際、偏頭痛の一種とされる「自家中毒」は家族歴がある子供に多くみられます。この場合、吐き気や嘔吐が前面に出るため、偏頭痛が見逃されているケースもかなりあるといえるでしょう。

偏頭痛を起こしやすい要素があれば、あらかじめその誘発因子を取り除くなどの工夫が必要です。

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